2011年6月21日火曜日

大佐渡金北登山日記(横山登山道入口から)

6月19日(日)快晴

午前8時40分、横山登山道入口から登山開始。
朝のすがすがしいさわやかな日ざしの中、2回目の登山を家内と共に始める。一週間ぶりで足元も軽やか、順調に2.1kmを1時間30分で横山登山道合流点に到着。
快調に歩を進め、じゅんさい池を過ぎブナ林が続く中を更に進みます。木漏れ日の中、森の香りがする少しひんやりとした空気に包まれ、時折足を止めシャッターを押していると時間を忘れてしまいます。もうすでに2時間30分強経過、スピードアップしないと予定時刻に到着できない。
11時過ぎになり神子岩到着、今まで林の中をずっと歩き続けやっと視界がひらけ思わずワォーと声をあげた。なんと素晴らしい景色、林の中を歩き続けてきた事と、スタート地点が標高180mだったのに、自分がいま立っている目線に白雲台が見えた。感動!
天狗岩の標識近辺で片側が崖になっており、高所恐怖症気味の家内は足がすくみ次の一歩が出ず思いのほか時間がかかりました。

大佐渡縦走路を昼過ぎに到着、見上げればすぐ目の前に金北山山頂。春のシラネアオイが群生している場所でお昼休憩をたっぷり取り今度は下山。
諸先輩方からは下りは早いとの情報だったが、天狗岩では予想通り家内の足は更にすくみ後半は足の疲れがピークとなり、予定時刻を大きくオーバーしてしまいました。幸い先輩に山では何が起こるかわからないからスタート時間は早めに開始とのアドバイスをもらっていたので、何とか明るいうちに下山できました。
 下山終了時に家内が次はどこに登ろうかという言葉にトレッキングの楽しさが凝縮されていました。


横山登山道合流点


ブナ林の木漏れ日


ブナ林


神子岩から国仲、真野湾を望む


金北直下より加茂湖、両津湾を望む


金北直下 縦走路よりドンデン山、金剛山を望む

2011年6月14日火曜日

大佐渡縦走日記(マトネ)

6月12日(日) 天候:くもり 気温:17度

初心者のため、ドンデン山荘から石花越分岐点までと決め試運転しました。
アオネバ十字路~マトネの間は若葉マークの私と家内にとってはマトネ手前の登坂はとても難儀をしました。およそ一時間くらいはかかったと思います。
 937mのマトネ山頂に到着、今までの様相が一変し山頂は見通しもよく休息の場所として芝とレンゲツツジが迎えてくれました。

 休息後、白雲台から縦走してきた島外夫婦の方とごあいさつ。初めて佐渡にきて、佐渡の山の素晴らしさ、花の豊富さを絶賛されておりました。そしてまた、来年も絶対きますと言って別れました。
 私も早く、脱若葉マーク!


登山道はレンゲツツジ、ウラジオヨウラク、タニウツギが見頃です。



満開のレンゲツツジ


金北山は遥か彼方


ドンデン山


目標地点到着です。

2011年6月1日水曜日

大佐渡縦走路の花の便りを聞いてドンデン山に行ってきました。Ⅱ

他に可愛い写真がありますので掲載させていただきます。(撮影日:5月31日)



オオイワカガミ


エゾエンゴグサ


ホウチャクソウ


ユキザサ


ニシキゴロモ

大佐渡縦走路の花の便りを聞いてドンデン山に行ってきました。

ドンデン高原に向かう県道はタニウツギが満開で迎えてくれます。


タニウツギ


高原に着くとエチゴキジムシロ、様々なスミレ、オオイワカガミたちが可憐な姿を見せます。
レンゲツツジは赤く染まりあと10日後位が満開を予想されます。


エチゴキジムシロ


登山道に向かう道の脇にはヒトリシズカ、ニリンソウ、ニシキゴロモ、エンレイソウ、シラネアオイ、ユキザサ、チゴユリ、ホウチャクソウ、エゾエンゴサクが見頃となっています。ふと、林の奥に目を向けると艶やかで上品なヤマシャクヤクがひっそりと咲いており、思わず足を止め時間がたつのを忘れ眺めてしまいました。
 また、雪渓のそばにはキクザキイチゲ、カタクリ、フキノトウなど早春の花も楽しめます。
ドンデン高原は今、まさしく花の百名山にふさわしい季節を迎えました。

ヤマシャクヤク

シラネアオイ

ヒトリシズカ