2012年6月26日火曜日

大佐渡 北五十里、椿登山道道張報告


 6月23日(土)北五十里登山道、6月24日(日)椿登山道の道張が集落の方々によって行われました。二日間天候に恵まれ、予定通り2ルートのトレッキングコースが整備されました。

 協議会の私は二日間同行させていただき、この2ルートの標柱設置箇所(9箇所)を集落の方と確定させてきました。今週中にはトレッキングマップに掲載された地名にそれぞれ標柱が立てられます。整備されたこのルートを是非、登ってみてください。

北五十里登山道
ムジナヅカ付近
ハギの清水付近
カサスゲ
集落の方による手作りの看板(大平)
 北五十里登山口近くの倒木処理


椿 登山道
稜線のハクサンシャクナゲが咲き始めました。
草刈り(金山沢)
新たに登山道を作って頂きました。(金山沢)
渡り易く補修して頂きました。
どこか懐かしさを感じる自然のふところに包まれる気分にさせてくれました。
標柱設置箇所(たかのおい平)

 北五十里ルートはほとんど全区間樹林帯の中で、なだらかな登りが続く。ワミ平らからは金剛山、ドンデン方面が望めます。

 椿ルートも登り始めから樹林帯が続きます。金山沢渓谷で一休みがお勧め。登るにつれ両津湾が望め眺望が良い。(たかのおい平付近で緩やかなところはあるもののほとんどが急登ですが登山道は歩きやすい。)

 日常の雑事を忘れさせてくれる両登山道でした。

2012年6月21日木曜日

椿、北五十里ルート標柱設置のお知らせ


6月15日(金) 晴れ
 椿、北五十里登山道頂上2本と頂上下2本の合計4本の標柱を立ててきました。頂上の標柱2本には加茂小学校児童の皆さんから標語を募集し、選ばれた2作品を標柱に彫り、色付けがされました。
彫りこんだ標語に皆で色づけがされました。(6月12日)

 この日、標柱を車が入れる場所まで運び、そこからは運搬車に積み替え登山道を進みました。慎重に進むこと30分、椿越峠に到着。ここに2本を下し、北五十里越峠とワミ平を先に立てようと更に15分運搬車を走らせる。早速、頂上の穴掘りに取りかかる。芝地で穴掘りはスムースに行え、正味15分ほどで立てられました。ワミ平も同様になんなく終える。

バックでゆっくり下ります。

北五十里越峠の標柱

頂上から300m下った地点です。

 椿越峠はザレ場とあってなかなか手強い。3人が交代で約1時間、やっと60cmの深さの穴が掘れました。
椿越峠の穴堀の様子。

頂上から400m地点、両津湾が望め眺望は良い。(この標柱は長さ2m、重さ30㎏を背負い登山道を下って立てました。)

 今日一日で4本の標柱を無事立てることができました。協議会メンバーの濱野さん、余田さんお疲れさまでした。尚、この2ルートの標柱9本を来週中に立てる予定となっております。

大佐渡石名天然杉 遊歩道に至る林道石名和木線通行止めのお知らせ


 佐渡市から林道石名和木線の枯木撤去作業に伴う通行止めの連絡がありましたのでお知らせいたします。

◎ 枯木撤去日:平成24年6月26日(火)
◎ 林道石名和木線の和木側を午前8時~午後5時までの間通行止めとなります。
  (和木側から大佐渡石名天然杉 遊歩道への車両通行は不可です。)

※ 当日の大佐渡石名天然杉 遊歩道への入場は林道石名和木線の石名側からのみとなりま す。ご注意ください。

2012年6月15日金曜日

石名天然杉遊歩道がオープンしました。


 6月15日(金) 石名天然杉遊歩道がオープンしました。今年は駐車スペースを3ヶ所石名側に増設され、また遊歩道出入り口には看板の新設、遊歩道内全コースにはウッドチップがひきつめられ更に歩きやすくなりました。急勾配区間は階段状に修復され、安全性と快適性が向上されております。皆さんのお越しをお待ちしております。

入山の注意点

・安全に楽しんでいただき貴重な植物の踏み荒らしを避けるため、遊歩道以外に立ち入らないで  ください。
・動植物の持ち帰りや持ち込みはやめましょう。
・遊歩道や登山道はトレッキングシューズを起用してください。
・電波状態が悪く、携帯電話は使えません。ふもとの集落まで下りないと通話はできません。
・ゴミは持ち帰りましょう。「来た時よりも美しく」を合言葉に。
・遊歩道内での喫煙および火気の使用はやめましょう。
・急に霧が深くなります。天候や日没時間に留意し、無理な行程は避けましょう。
・マムシ、ハチ、アブ、蚊に注意してください。
・ルート以外は整備されていない森です。危険ですからガイドの指示に従ってください。特に初心者の一人歩きはご遠慮ください。

象牙杉
羽衣杉
新設された看板
出口付近の急勾配も歩きやすくなりました。

2012年6月7日木曜日

春のトレッキング講習会開催(ドンデン~金北山~白雲台縦走)



 6月3日(日)当協議会主催のトレッキング講習会が開催され、出発前の塚本会長の挨拶、注意事項の説明がされました。
 午前8時50分、ドンデン山荘駐車場にて塚本八重子講師に従い入念な準備運動を行い登山開始。天候は晴れ、気温25℃と少し気温は高いが絶好のトレッキング日和。昨年に続き島民対象の講習会である。参加者26名中、初心者と思われる方が8割でのスタートでした。
シラネアオイを見に多くの方々が訪れていました。


 シラネアオイの群生地を見て、いよいよ金北への縦走路へ入る。総勢31名の大所帯となった。

今年もヤマシャクヤクが見られました。

 今日一番の難所マトネ直前の急登、初心者の方には辛く、長い登りでした。


 午前10時30分、全員登りきり皆さん一休み。すでに他のパーティーが休憩中でマトネ山頂は大賑わい。
マトネ山頂の様子
ニセ天狗を過ぎた下り。ザレ場のためゆっくりと進む。
真砂の峰を下る。遥かに金北山を望む。
天狗の休み場に向かう。
天狗の休み場より振り返る。右奥にドンデン
希産種のムラサキヤシオツツジが見頃でした。

 役の行者からの夏道はまだ残雪があり、早春の花でザゼンソウ・カタクリも楽しめました。
場所によりまだ多くの残雪がありました。
まもなく金北山到着です。

 金北山山頂到着15時5分、我々のパーィーの他に2つのパーティーも加わり、約100名が山頂に到着。どの顔を見ても皆さん達成感と満足そうな笑顔が見られ今日一日がんばりました。白雲台へは車道をゆっくりと歩き、全員到着が16時35分、参加者の皆さんお疲れ様でした。

本日の全歩行距離:約13.6km
本日の歩行時間:  約7.5時間